中期経営計画 2018-2022

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中期経営計画の位置付け

  1. ※1詳しくはビジョン 2040をご覧ください。

前提条件

原油価格(Brent)
50~70ドル/バレルのレンジ内で、70ドル/バレルへ緩やかに上昇するトレンド
為替
110円/米ドル程度で推移

資金配分の基本方針

  • 中期経営計画期間(5年間)の資金配分額※2(油価60ドル/バレル、為替110円/米ドル前提)
  • 営業キャッシュフローなどを
    (1)有利子負債削減、(2)株主還元、(3)成長投資の優先順位で配分
(1)有利子負債削減
イクシスプロジェクトファイナンスなどの返済を進めることで有利子負債を着実に削減
(2)株主還元
株主還元を強化(詳細は株主還元を参照)
(3)成長投資
  • 石油・天然ガス上流事業、グローバルガスバリューチェーン、再生可能エネルギーの3分野合計で1兆7000億円程度
  • 探鉱投資を含む新規案件への投資が約3割
  • 油価及びイクシスLNGプロジェクトのランプアップや安定生産の状況を見つつ、量だけでなく質や戦略性も重視し、慎重に投資を判断
  1. ※2イクシス下流事業会社を含むガイダンス。油価などの事業環境、優良な投資機会の有無や株主還元などの経営状況に応じて調整されます

経営目標

指標
売上
当期純利益
営業キャッシュフロー
ROE
2022年度 目標
1兆3,000億円程度
1,500億円程度
4,500億円程度
5%以上
2017年度 実績(参考)
9,337億円
403億円
2,785億円
1.4%
  • 制度会計ベース、油価60ドル/バレル、為替110円/米ドル前提
  • イクシスLNGプロジェクトの安定生産により、着実な成長を実現
  • 原油価格・為替レートのセンシティビティ
    2022年度 親会社株主に帰属する当期純利益
    油価1ドル/バレル 上昇 (下落)した場合 +80億円(△80億円)程度
    為替1円/米ドル 円安 (円高)になった場合 +20億円(△20億円)程度
  • 自己資本比率50%以上を目安として、財務健全性を維持
  • 油価50ドル/バレルの継続時にも、安定した事業運営が可能な体制を維持
事業目標(1)

石油・天然ガス上流事業の持続的成長

定量目標

国際大手石油会社10位台前半へ成長

指標
ネット生産量
RRR(3年平均)
バレル当たり生産コスト
期間中・2022年度 目標
2022年度に日量70万バレル
期間中100%を維持
5ドル/バレルへ向けて削減
2017年度 実績(参考)
日量45.0万バレル
362%
5.9ドル/バレル

具体的な取り組み

1.探鉱

  • 良好な経済性を志向し、オーガニック成長を追求
  • エリアを厳選し、探鉱を継続的に実施
    優先探鉱エリア : 豪州北西大陸棚、メキシコ湾、ノルウェーなど
  • 一定量の探鉱を継続し、探鉱インベントリを拡充

2.開発・生産

  • 操業効率化を継続的に追求、追加開発により埋蔵量・生産量を拡大
  • 既存施設を活用しプロジェクトの価値を向上
    例 : イクシスLNGプラントの活用による周辺の既発見未開発構造の効率的な開発など

3.資産買収・M&A

  • 戦略的に厳選して実施
  • 既存コアエリアの拡充、新規エリア・事業への積極的な展開、探鉱事業との相乗効果など

4.コアエリア

  • コアエリアの拡充に向けた取り組み

5.オペレーターシップ

  • オペレーターとしての経験・知見を多方面に展開、有効に活用
  • 当社戦略に沿ったプロジェクト推進
  • 油価低迷など環境変化に対する柔軟性の確保
  • 人材育成・技術力向上の場を確保

主要なプロジェクトマイルストーン

イクシスLNGプロジェクト

生産開始、安定操業の早期実現と維持

アバディLNGプロジェクト

Pre-FEED及びFEED作業の着実な実施、早期のFID実現に向けた取り組み

アブダビ海上・陸上油田

追加開発による生産拡大

南長岡ガス田

国内マーケットへの天然ガス安定供給源として生産維持

カシャガン油田

追加開発による生産拡大

ACG油田

追加開発に向けた取り組み

エリドゥ油田(イラクBlock10)

開発に向けた取り組み

プレリュードFLNGプロジェクト

生産開始、安定操業の早期実現と維持

事業目標(2)

グローバルガスバリューチェーンの構築

アジア・オセアニアにおけるLNG持分数量がトップクラスへ拡大

国内
天然ガス年間供給量25億m3の確実な達成と30億m3達成に向けたマーケティングの継続
海外
アバディLNGプロジェクトのFIDのためのマーケティング
アジアなど成長市場における天然ガス需要創出
LNG船の効率的運用と需給調整機能の強化による柔軟な供給体制の実現
事業目標(3)

再生可能エネルギーの取り組みの強化

「ビジョン 2040」に掲げる「ポートフォリオの1割へ」に向けた事業化の推進

地熱発電事業の推進
石油・天然ガス上流事業とのシナジー
国内 : 秋田県小安地域、北海道阿女鱒岳地域でのFID
海外 : インドネシアサルーラ地熱IPP事業におけるPhase1の安定稼働と新規案件の追求
風力発電事業への積極的な参入
洋上風力発電事業を見据え、国内における陸上風力発電事業の着実な開発推進及び規模の追求
再生可能エネルギー関連技術の研究・開発の強化
電気-水素-メタンのバリューチェーンの構築に資する技術の研究開発

株主還元

  • 2018年度、イクシスLNGプロジェクトの生産及び出荷後、記念配当を実施する方針
  • 中期経営計画期間中の還元方針

1株当たり年間配当金が18円に上記の記念配当を加えた金額を下回らないよう、安定的に配当を実施
業績の成長に応じて段階的に1株当たり配当金を引き上げて、株主還元を強化

配当性向30%以上